萩原研究室研究コンセプト/gif/5KB

 
 
 総合防災における中長期的な環境的課題に取り組むために、自然的(ジオ・エコ)・社会的(ソシオ)環境変化が防災ま たは減災にどのような影響を与えるかを分析し、環境保全型の防災都市・地域づくりを研究する。このため、図−1に示すように、災害を 「自然災害」「環境破壊災害」そして「環境汚染災害」の3つに分類し、その相互関連を分析するとともに、防災という視点から見て、よ り好ましい都市・地域づくりを環境の創成を通して実現する(自然科学と社会科学を結合した)計画方法論を体系化することが重要となる。
 
 


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図−1 環境システムの認識と災害


 
 
 図−2に示すように、「社会の変化」「環境の変化」「災害の発生リスク」「社会計画」を一連の循環過程と認識したシステム論的な 研究を行っている。
 
 


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図−2 中長期的な環境変化と防災・減災計画の循環過程